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2011
08.29

毒と私

久々に読書感想文です。

子どもを持つ親にとっては少し考えさせられる内容の本

毒と私



ホメオパシーって、ご存じでしょうか?

200年以上前にドイツの医師が提案した理論をもとに、レメディという「人間の体に対して症状を起こす物質(そのままでは有毒)」を極めて高度に希釈したものを砂糖に染み込ませたレメディを接種することで自然治癒能力を引き出し、病を治療する・・というものです。

うん??レメディ??
最近、お花のエキスのレメディのことを書いたばっかりなので、ちょっと気になりました。

この毒と私には、ホメオパシーに対するバッシングについての話が書かれています。
著者である由井寅子さんがホメオパシーに救われ、ホメオパスとなるまでのこと、そして、ホメオパスの良さ、バッシングされる理由になった事件や現代医学と相いれない面について、由井さんの考えが語られています。

ホメオパシーによって、自分の抱える負の感情から解放されたこと
悲鳴を上げていた体が快癒したこと。
その経験があるから、それを人々にも広めたい。
そういう気持ちが語られています。

実際、ホメオパスの施術を受ける人は、現代医学でどうにも解決できない問題を抱えられた人が多いようです。
ホメオパスを精神的な頼りにする
私にはそう感じられました。

子育てしていると、小児科によくかかります。
最近の小児科では、自己治癒能力が重要視され、抗生剤はむやみには処方されない傾向が見られます。
そして、ここ数年は予防医学という言葉もよく聞くようになりました。
病気にかかる以前に健康を保ち、免疫力を高め、病気になりにくい体を作るということ。そういうことが大切にされ始めてきています。

ホメオパスにも現代医学にも考え方は共通するものがある
私はそう感じます。

ただ、ホメオパシーに傾倒する人、否定する人たちは、それぞれの立場を極端に考え主張しすぎているのではないでしょうか。

由井さんもこの本の中で書かれています。
現代医学や医師の存在を否定しているのではなく、すべての症状に対して現代医学による治療が最善であるのではない。他の治療法がよい場合もある。そして、患者にはそれを選択する権利がある
・・・と。

私はまた、その反対もあると思うのです。
ホメオパシーではできないことがある。それは現代医学にゆだねるべきではないでしょうか。

私はホメオパシーの施術を受けたことはないので、ホメオパシーについて、本を読んだ以上のことはわからないけれど・・・

ただ、この本を読んで思ったのは
それに救われている人がいるのが事実。

ホメオパシーに反対する立場から見るとホメオパシーはプラセボ効果(偽薬効果なのだそうです。
プラセボ効果とは日本のことわざにある「病は気から」ということ。
ウィキペディアの「偽薬」という項目を見ると、「これだって良いじゃないか。効果があるのなら」と思います。

ホメオパシー肯定派の方には叱られちゃいそうですが
「病は気から」だっていいじゃない!!と思うのです。

ただ、それが絶対ではないということだけはよ~~く知っておかなくてはならない。
自分にとって、家族にとって、よりよい選択をしなくてはならない。


それに尽きるということですよね。

















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