2015
09.10

芋づる式に記憶が蘇る

円地源氏をアンチョコがわりに

と書いて、思い出したこと

実は漫画も手っ取り早い学習手段。
漫画「ドラゴン桜」では、源氏物語を学習するのに大和和紀の「あさきゆめみし」が紹介されているし、マンガ「日本の歴史」は親から子へのプレゼントとして大人気。

漫画好きの私が、そんな楽しそうな手段を見逃すはずがありません。

好きで読んでいるだけなんだけどね…

高校時代仲間内でブレイクしてたのが

山岸凉子「日出処の天子」



独特の世界観にすっかりはまり込んでいた時期、日本史の授業は折よくというか悪しくというか飛鳥時代をやっていて

黒板に書かれていく年表や人物、事件を「日出処の天子」に重ね…

そりゃもう、授業の楽しいこと楽しいこと!!!

そしてやってきた推古天皇没後の皇位継承問題。

日出処の天子の設定では

※以下ネタバレ御免

聖徳太子の子、山背大兄王は、聖徳太子の妻、刀自古郎女と蘇我蝦夷の不義密通の子…しかも異母兄妹という禁断ぶり

もちろんフィクション

史実では山背は皇位継承者に擁立されるものの、田村皇子を推す蝦夷側によって暗殺されてしまいます。

日出処の…をなぞりながら授業を受けていた我々(楽しみを共有する仲間が隣席だった)は

「ヒョ!蝦夷って、自分の子を暗殺したんかい?」とコソコソ盛り上がり

ってところを先生に見咎められ
教科書の背で頭をカコン!と叩かれ

ちょっと声がでかかったか?と反省しかけると…

先生が一言。

「今は授業中!漫画の話で盛り上がらない!





先生も読んでらっしゃったのね………

「日出処の天子」について

とんでも設定の多い漫画ではありますが時代背景や流れを知るためには「よろしい手段」なので、歴史の授業に興味を持つきっかけにはとても有効で間違いではない。ただし授業中にいらぬ妄想して騒ぐな…というお叱りでございました。

さて
自分が読みふけり、その世界にどっぷりハマったくせに言うのはなんですが…

「日出処の天子」はあまりにもディープな世界なので、子供に読ませる飛鳥時代を学ぶ入門書としては、決しておすすめしません。


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