斎藤一~藤田五郎の明治時代を描いた作品
明治無頼伝
読了しました。

読み始めたの、いつだっけ?
この本を読み始めたのは、え~っと、10月終わりのことでした。
幕末から明治はもともと苦手時代なのにプラスして、人物が改名したり地名が変わったり、頭の中を整理しながら読みすすめるので、娯楽小説的な歴史小説を読むのとは全く勝手が違ってて、時間がかかっちゃいました。
この小説では、明治に入って警視庁に入るまでの、職についていなかった斎藤一の空白の期間が描かれています。
思考を巡らしながら淡々と行動に移していく様は、渡辺多恵子「風光る」番斎藤一の印象と同じ。自分の器量を自信を持って正しく把握しながらも、奢らず、義に厚いけど無理せず…
歴史の授業で教わった出来事の背景を知ると、江戸時代から明治時代への変化は「複雑」だったんだなぁと…
明治では負け組とも言える会津藩士は、身の処し方次第でその後の生活に大きな影響があったと思うし、斎藤一には元新選組三番隊組長…という過去がついて回っただろうと思うんですが、
この小説の中の淡々とした藤田五郎は、淡々と時代の流れに身を任せながら、ただ自分の考えに正直に舵をとったらこうなった…みたいな普通さが、なんとも言えず魅力的…でした~。
寡黙だけど奥さん好き♪な様子も、なかなか…
ちょっとおちゃめに感じるエピソードがあったりするので、読んでると、頭の中では渡辺多恵子番斎藤一で再生されたりするのでした。
あ~面白かった♪
年末年始の外出は移動時間が長めなので、次はこれ

新選組隊士を描いた短編集。
斎藤一は7人目に登場!
明治無頼伝
読了しました。

読み始めたの、いつだっけ?
この本を読み始めたのは、え~っと、10月終わりのことでした。
幕末から明治はもともと苦手時代なのにプラスして、人物が改名したり地名が変わったり、頭の中を整理しながら読みすすめるので、娯楽小説的な歴史小説を読むのとは全く勝手が違ってて、時間がかかっちゃいました。
この小説では、明治に入って警視庁に入るまでの、職についていなかった斎藤一の空白の期間が描かれています。
思考を巡らしながら淡々と行動に移していく様は、渡辺多恵子「風光る」番斎藤一の印象と同じ。自分の器量を自信を持って正しく把握しながらも、奢らず、義に厚いけど無理せず…
歴史の授業で教わった出来事の背景を知ると、江戸時代から明治時代への変化は「複雑」だったんだなぁと…
明治では負け組とも言える会津藩士は、身の処し方次第でその後の生活に大きな影響があったと思うし、斎藤一には元新選組三番隊組長…という過去がついて回っただろうと思うんですが、
この小説の中の淡々とした藤田五郎は、淡々と時代の流れに身を任せながら、ただ自分の考えに正直に舵をとったらこうなった…みたいな普通さが、なんとも言えず魅力的…でした~。
寡黙だけど奥さん好き♪な様子も、なかなか…
ちょっとおちゃめに感じるエピソードがあったりするので、読んでると、頭の中では渡辺多恵子番斎藤一で再生されたりするのでした。
あ~面白かった♪
年末年始の外出は移動時間が長めなので、次はこれ

新選組隊士を描いた短編集。
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